風水の名刺が欲しいんです!売れるって言うから!という件
風水のご用命。さくらです。
名刺で営業する人は、増えています。
名刺本も、世の中にたくさん出ています。
で、
「風水的に、名前を真ん中に大きな字で入れてください」
という方が、増えています。
風水ですか。
「そうです。名前を真ん中にいれると、よいそうです。」
このデザインだと、まんなかに入れると、今イチさんな名刺になりますけど、よいですか。
「じゃあ、このロゴを名前と同じサイズにして(でかい)、ここに」
そうなると、キャッチ入りませんけど。
「じゃあ、キャッチはいらないです」
そうですかー。
風水名刺。良いと思います。
法則にのっとることは、よいことです。
それで商売繁盛したら、それはめでたいことです。
ところで、名刺はなんのために持つのか、というと、
「相手に何をしているのかをわかってもらうため」なのですね。
もちろん、文字の大きさも配置も、
名刺のユーザビリティというのがあり、紙媒体でしか出来ないこともあります。
風水にこだわって、全くもって「うーん。なんだかな」な名刺を納品したときは、少し哀しいです。
名前がでかすぎるとか、
頭でっかちなデザインだな、とか、
いまにも倒れそうなバランスだな、とか
名前と会社名と肩書きオラ見ろごるあ(゜д゜)な名刺だったな、とか思います。
わたしの場合、名刺は好きなものを持ったほうが良いと思っているので、最終的にクライアントの要望を聞きます。
ある程度の説明をして、それでも変えて欲しいというものは、極力変えます。
開運名刺もいろいろあるんだろうな、と思うのですが、わたしが思う開運は、
「受け手が売り込まれていると感じない名刺」
です。
売り込まれている!と感じた途端、どんな秀悦なキャッチコピーも、パーです。
「わたしのために?」
と思われたなら、
チャンスは次に広がります。
これが、開運です。
名前が真ん中なら、真ん中に合うデザインに最初からします。
会社名と名前を同じ大きさで、しかも、級数21Pで、と言われると「無理です」とお答えします。
デザイン的にアリなら有りですが、有りの場合は、キャラ設定などが難しいです。
風水名刺にして欲しいという方は、最初からお申し付けください。
売り込まないデザインで、作ります。お願いします。
やることをきちんとやっていて、
商売の努力をしている人の風水名刺は、とても良いと思います。
ものごとが回ります。
やることきちんとやってないひとの風水名刺は、どこかうさんくさくなりがちなのです。
風水じゃないけど、チャンスが巡る名刺です。
オーダーメイド集客名刺は、こちらから。
あなただけのキャッチコピーが入ります。
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